種族とサブタイプ

考察

デュエルマスターズのカードは「サブタイプ」を持つ場合があります。《ボルシャック・ドラゴン》であれば「アーマード・ドラゴン」に当たる部分であり、特にクリーチャーの場合「種族」と呼ばれます。

今回は「種族」と「サブタイプ」のお話

総合ルールにおけるサブタイプ

カードタイプ

一般にカードの部分名称というのはテキストで示されていない場合があります。例えば《ボルシャック・ドラゴン / 決闘者・チャージャー》では「クリーチャー」「呪文」と書かれた部分は初期から表記されていましたが、テキスト上では近年《ルナ・デイブレイクΣ》が登場するまで「カードタイプ」という表現が使われていませんでした。

今回の主題となる「サブタイプ」はカードテキストで示されたことがない用語です。

サブタイプの定義

デュエル・マスターズ総合ゲームルール Ver.1.28 (PDF形式)

以下該当部分引用

203. サブタイプ

203.1. サブタイプはカードの持つ特性です。通常カード名のすぐ下に印刷されています。

203.2. カードはサブタイプに書かれているサブタイプを持ちます。

203.2a クリーチャーはサブタイプに書かれている種族を持ちます。

203.2b 呪文はサブタイプを持つときがあります。現在存在するサブタイプには「ナイト」「スペシャルクライマックス」「ジョーカーズ」などがあります。

203.2c クロスギアはサブタイプを持つときがあります。現在存在するサブタイプには「サムライ」などがあります。

203.3. いくつかの効果はサブタイプまたはその一部を参照します。その場合、指定された名称をサブタイプに含むもの全てを参照します。

例: 「ドラゴン」を指定する効果は、サブタイプに「ドラゴン」を含むカードをすべて参照します。

203.4. 効果によってサブタイプが追加されることがあります。

203.5. 効果でサブタイプを選ぶ場合、サブタイプの一部分や存在しないサブタイプを選ぶことはできません。

例: 「ドラゴン」や「サイバー」は単体で存在しないサブタイプであり、選ぶことはできません。

301.3. クリーチャーのサブタイプは種族と呼ばれる特性です。1体のクリーチャーが複数の種族を持つこともあります。

301.4. パワーは、クリーチャーだけが持っている特性です。

812.1a キング・セルはそれ単独でコストとサブタイプを持たず、コストを参照する場合は 0として扱います。

サブタイプに対する解釈

サブタイプは通常カード名の下に付くカードの特性。

Magic:The Gathering枠
などの例外がある。

総合ルールではクリーチャーに付く場合のみ「種族」と明記されていることから、クリーチャー以外はあくまでサブタイプであり種族とは別扱いなのではないかと推測できます。

ただしパワーと異なり「種族はクリーチャーだけが持っている特性」とまでは定義されていません。

少なくとも「呪文」「クロスギア」が種族を持つという記述が総合ルールにないことは確かです。しかし

Q&Aにおけるサブタイプ

ツイートまとめ

Q オレガ・オーラが付いたクリーチャーの特性(パワーや文明など)はどうなりますか?

A オレガ・オーラが付いたクリーチャーは、オレガ・オーラに書かれたパワーが追加されます。それ以外の特性は元のクリーチャーのものをすべて持ちます。例えば、オレガ・オーラの種族やコスト、文明はクリーチャーに追加されません。
Q 自分の《凶星王ダーク・ヒドラ》がいる状況で、自分は《サイバー・G・ホーガン》を出し、「激流連鎖」能力で山札の上から2体クリーチャーをバトルゾーンに出しました。《凶星王ダーク・ヒドラ》の能力は、何回誘発しますか?

A 3回です。クリーチャーをバトルゾーンに出すたびに《凶星王ダーク・ヒドラ》の能力は誘発しますので、出たクリーチャーと同じサブタイプを持つクリーチャーを1体ずつ、合計3体まで墓地から手札に戻せます。
(総合ルール 603.2)

※現在は削除済み

Q 《ジョリー・ザ・ジョニー 》の最後の能力でジョーカーズの数を数える時、マナゾーンにあるジョーカーズの呪文も1枚に数えていいですか?

A はい。ジョーカーズを数える時、種族にジョーカーズを持つものを数えます。ジョーカーズの呪文も種族にジョーカーズを持っていますので、1枚として数えることが出来ます。
Q 《Code:1059》は種族にドラゴンを持っていますが、《メガ・メイキング・ドラゴン》の能力で《Code:1059》をバトルゾーンに出せますか?

A はい、カードタイプの指定はないので、オレガ・オーラである《Code:1059》も出すことができます。
Q 《超幽龍アブゾ・ドルバ / 切り札をねらう悪魔!!》の呪文側を使って、《Code:1059》や《龍世界 ~龍の降臨する地~》のような、相手の種族にドラゴンを持つクリーチャー以外のカードを破壊できますか?

A いいえ、破壊できません。「破壊する」とは、クリーチャーをバトルゾーンから墓地に置こうとすることです。
Q 《メンデルスゾーン》を唱えた際、《卍∞ ジ・エンデザーク ∞卍》を山札の上から表向きにしました。
《卍∞ ジ・エンデザーク ∞卍》はマナゾーンと墓地、どちらに置かれますか?

A 《卍∞ ジ・エンデザーク ∞卍》は種族にドラゴンを持っているため、マナゾーンへ置かれます。
Q 《キング・ザ・スロットン7》をバトルゾーンに出して山札の上から3枚を表向きにする時、ジョーカーズの呪文が含まれていてもかまいませんか?

A はい、ジョーカーズとは種族欄にジョーカーズとあるカードのことを指しますので、呪文が含まれていても3枚すべてがジョーカーズであれば条件を満たします。
Q 《堕魔 ヴォジャワ》の能力で手札に戻せる魔導具はクリーチャーでも呪文でもかまいませんか?

A はい、種族に魔導具を持っていれば何でも構いません。
Q 《創世と終焉のゼニスパーク》を使って、手札にあったもう一枚のこのカードを見せました。名前に「ゼニス」とありますが、このカードはゼニスですか?

A いいえ。名前に「~」とあるという言い方をしていなければ、ゼニスとは種族のことを指します。このカードの種族にゼニスはないので、追加の効果を得ることはできません。
Q 《超ド級 テンクウオー》の能力で手札から捨てるジョーカーズはクリーチャーでなくてはいけませんか?

A いいえ、《アリゾナ・ヘッドショット》のようにジョーカーズの種族を持つ呪文でもかまいません。
Q 「侍流ジェネレート」という能力が付いたクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札からクロスギアを1枚選んで、そのコストを支払わずにジェネレートしました。
こうしてジェネレートしたクロスギアは、その「侍流ジェネレート」付きクリーチャーにクロスされますか?

A 呪文やクロスギアに付いていても、クリーチャーの種族と同じように扱います。ゲームの進行に作用することはあまりありませんが、能力の中に指定されていることがあります。例えば《海王提督ラネーバ・早雲》には、「このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からサムライをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。」とあります。ここで「サムライ」とあるのは、種族がサムライであれば、クリーチャークロスギアであってもOKということです。
ちなみに、カードの種類と種族両方を指定している能力もありますので注意してください。例えば《氷牙の魔筆マクシミリアン王》はナイト(呪文)、《歌舞機ロイド・ゴエモン》はサムライ(クリーチャー)、 《竜将ボルベルグ・信玄》はサムライ(クロスギア)を指定しています。
Q 《ユニバース・ラピア》がバトルゾーンにいるとき、もともとフェニックスではないクリーチャーを進化元に《究極銀河ユニバース》に進化させました。《究極銀河ユニバース》のメテオバーンで勝つことができますか?

A はい。できます。《ユニバース・ラピア》はそれが進化元であってもバトルゾーンにあるカードに影響しますので、フェニックスが墓地に送られたものとして扱います。

総合ルールとの記述の相違

よくある質問 | デュエル・マスターズ (takaratomy.co.jp)

上記ツイートはクリーチャー以外のカードが種族を得ている確証ともいうべきQ&Aを抜粋したものです。

公式サイトを読んだ限りではクリーチャー以外が種族を持つかどうかはっきりとはわかりませんでした。ではクリーチャー以外がサブタイプを得られる場合、どのような不具合が起こるかを考えてみましょう。

サブタイプ=種族の不都合

804.5. サイキック・クリーチャーが裏返ってもそのクリーチャーは同一のクリーチャーとして扱います。タップされた状態のサイキック・クリーチャーが覚醒してもタップされたままであり、そのクリーチャーに適用される効果は、それが裏返った後も適用され続けます。

例: ターン終了時までパワー-2000 の修正を受けたサイキッククリーチャーが裏返った場合、裏返った後もパワー-2000 の修正は残ったままである。

サイキック・クリーチャーは進化クリーチャーなどと同じく、受けた効果を引き継ぐ特性を持ちます。サイキックは当初クリーチャー同士の両面カードであったため、裏返った際の効果はすべて引き継ぐことになっています。

現在では「クリーチャー↔フィールド」のような裏面がクリーチャーではないサイキックカードが存在します。上記ルールはこの場合適応されるでしょうか?

パワーについては問題ありません。先述したようにパワーはクリーチャーだけが持つ特性と定義されており、増減の修正をフィールドが引き継ぐことはあり得ません。

しかし、クリーチャー以外が種族を持つとした場合、裏返りで種族を引き継げないことに対する根拠がなくなるように思えます。

クリーチャー以外のサブタイプを種族とするとこのようなルール上の不具合が生じます。

最後に

【デッキ】種族とサブタイプ (dmvault.ath.cx)

今回使用したカードをこちらにまとめました。

今回は「種族」と「サブタイプ」について考えてみました。今後の公式ルール表記統一に期待しましょう。

本日はありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

追記

【事前告知】4月8日の総合ルール記載変更に伴ったルール変更について

裁定変更されました。

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